経営コンサルタントの料金と仕事内容は?有効な選び方を理解する

 
皆さま こんにちは!

経営総合プロデューサー/中小企業診断士の
西本文雄です。

いつも株式会社 事成すのサイト
閲覧いただきありがとうございます。
 

経営総合プロデューサーや
中小企業診断士という役割

今いちピンと来ない方も多いですよね
何をしているヒトなのかなぁ、って

ま、一般的には
経営コンサルタントという呼び名が
もっとも馴染みがあるとは思います

でも本当に残念なことですが。。。
『経営コンサルタント』って
胡散臭いし怪しい職業ですよね?笑
 
『ドラマでは常にズル賢い役柄』
『何をやっているかわからない』
『賢そうで騙されそう』

 
確かに成功事例も失敗事例もたくさん知っていて
あらゆる環境に適応した判断基準を持っていますから
ズル賢く生きようと思えば難しくもないです。
 
それに多種多様の業界出身者で
キャラクターもお役立ち方向もそれぞれ違うため
定型な業務が結構少ないこともあって
何をやっているヒトなのか掴みにくい仕事です。
 
さらにはあなたを騙して
お金をむしり取ることも簡単に。。。?笑
それはさすがに難しいでしょうし
いつか捕まってしまいますね、苦笑
 
いえいえ、そのままでいいんです。
我々は一般的なくくりでは
怪しくてお近づきにななりたくないキャラで
捉えていていただきたいとさえ思います。
 
え?なぜかって?
 
今回はそれを含めて説明してきますね。
 

経営コンサルタントの料金と仕事内容の3タイプ

経営コンサルタントの仕事内容には
大きく分けて次の3つのタイプがあります。


1.定型サービス提供型コンサルタント
2.課題解決型コンサルタント
3.経営顧問型コンサルタント

です。

これらについてもう少し詳しく
それぞれ解説を加えてます。

 

1.定型サービス提供型コンサルタントの仕事内容

 
『1.定型サービス提供型』は
文字通り一定の決まったサービスを提供します。
 
例えば一般に広い範囲で知識提供を行うセミナー
イチ企業に役に立つテーマを決めた研修
品質管理プロセスの導入など
 
定型のカリキュラムを購入するわけです。
 
つまりレストランでいうメニューです。
 
自身の会社の課題が明確である場合
その解決のためにマッチする対策を
依頼する側が探して買ってくるわけです。
 
これはシンプルですよね。
皆さまはここからコンサルタントとの
ご縁をスタートする方が
ほとんどではないでしょうか?
 
ただ、これは量産型サービスであるため
融通がきかない場合がほとんどですし
若手のコンサルタントが担当することが多いです。
 
そのため、結果にコミットしてもらう
下記のコンサルティングも選択肢に入ります。
 

2.課題解決型コンサルタントの仕事内容

 
こちらは支援のカタチを決めるのではなく
課題解決の定義(ゴール)を決めて
達成するための施策を
独自に組み合わせて進めていきます。
 
つまりメニューのないレストランで
お客さまに最適な料理を提案して提供します。
 
例えば、売上高向上や原価低減など
目標値:ゴールを決めてあらゆる手を打ちます。
 
しかし意外と思われるでしょうが
成果報酬型契約をすることはほとんどありません。
 
なぜならこれを設定すると
成果が予想以上に大きくなったとき
経営者側が成果を抑制する動きをします。
  
小さな損得勘定での判断なのですが、
そんな打算的な動きは実は
経営組織的に致命的なダメージを与えます。
 
事実、私が成果報酬契約を締結した販売店では
それまで前年対比2.5倍にまで上がったのに
成果報酬が大きくなるため社長が販売活動の抑制を指示。
 
そうすると翌月は前年対比を割り込み
大きく売上を落とした事例がありました。
 
なぜなら、
目標クリアのため従業員が必死に頑張っているのに
報酬をケチるためにその目標を達成するな、と指示したことが
せっかく燃えはじめた火種をキレイに消してしまったからです。
 
リーダーシップとは本当にシビアなものです。
 

3.経営顧問型コンサルタントの仕事内容

 
こちらはもう経営戦略の策定から
がっつり考入り込みます。
 
つまり取締役的な役割と言いますか。。。
例えるなら、レストランから家に入り込んだ
専属シェフ=家族です。
 
経営理念の確認、これまでの当社の歴史、
市場分析、競合分析、そして自社の強みと
それを最大限活かすための戦略を一緒に考えます
 
それを従業員と共有しながら
成長していける仕組みを検討します。
 
もちろん、その準備もフォローもします。
  

いかがでしょうか?
 
経営コンサルティングとは言っても
そのサービスの提供スタイルは様々です。
 
もちろんあなたの想像どおり
後になればなるほど料金は高額となります。
 
やはり定型化された量産サービスは格安です。
しかしそれぞれの事情に合わせて
その場でデザインしてくれるサービスは高くなっていきます。
 
実績を出してきた優秀なコンサルタントならばその分、
さらに単価は高くなっていきます。
  

では次は、中小企業がどうやって
経営コンサルタントを活用すればよいのか?
 
についてお伝えしていきましょう。
 

経営コンサルタントの賢い使い方

 
さて3つのコンサルティングタイプのうち
御社が必要とするのはどのタイプでしょうか?
 
それを大きく左右するのは
自社の課題をしっかり理解しているかどうか
 
『そんなことくらいわかっている』
『自分のことは自分が知っている』
『バカにしてませんか?』
 
そんな声が聞こえてきそうですが。。。
  
残念ながら
自分のことを自分が一番知らないように
自社のことは社長が一番知らないものです
 
意外でしょうか?
そういうものです。
  
自社の課題をしっかり把握するには
そのための仕組みを構築する必要があります。
 
顧客アンケートや従業員アンケート
業界内のシェアの調査やトレンド把握などを
継続的に観察・分析できる仕組み
 
これがあってはじめて
社長は自社を客観視することができます。
 
これがないなら
会社の舵取りを大きく見誤るリスクが大きいのです。
  
つまり。。。
  
このような仕組みが当社にあるなら
その解決に合致している定型サービスを
適切に選択できるハズです。
 
しかし。。。
 
もしその仕組みがないのであれば
その仕組みを設置するためにも
 
経営顧問型を検討してください。
 
そう!鋭い方はご名答です!
そのスペシャリストの技を盗むのです。
 
そのために、前述の仕組みの導入を
経営顧問型のコンサルタントに依頼するのです。
 
そうすれば
優秀な仕組みを早期に導入でき
そしてその精度の高い情報を元に
適切な経営戦略を練ることができます
 
書籍で学習して、いろいろ試して
独自に構築していく方が多いです。
 
でも、そんなことに時間をかけるなら
本来がっつり取り組むべき
お客さまを幸せにすることに集中して欲しい
 
やはり、モチはモチ屋です。
 
家に住むのに自ら建てる人が少ないように
その道のプロに組み立てていただく。
 
少々高いけれど買えばいいのです。
 
そしてそのカタチが出来上がれば
その経営顧問型の方には
より高難易度のミッションを依頼する
 
そうやって賢く
経営コンサルタントを活用して下さいませ。
 

経営コンサルタントの有効な選び方

 
もうこれは相性だと断言します。
 
どんなに優秀でも
どんなに実績豊富でも
 
好きになれないコンサルタントは
絶対に選んではいけません
 
できるだけお願いをして
できるだけ相談して
できるだけ対話をして
 
そのコミュニケーションの中から
視野を広げていくことが必要です
信念を固めていくことが必要です
 
我々はそのお手伝いを最優先しています。
 
そのため
相手を好きになれなければ
 
できるだけお願いをして
できるだけ相談して
できるだけ対話をすることが
 
苦痛になります。
 
だから、とても好感が持てる方向、つまり
なぜか会話がはずむコンサルタントを
不思議と元気がでるコンサルタントを
本音をぶつけられるコンサルタントを
 
ぜひ選んで下さい!
  
そのため我々も
こちらが興味がない方には
いい加減で、怪しそうで
お近づきになりたくないキャラで
捉えられている方が都合がよいです
 
本気でお役に立てそうなら
こちらから本来のキャラクターを
しっかり主張しますので
 
それで選ばれなければ
次のお客さまに向かうだけです
 
そんなカタチでお知り合いになり
とっても仲の良い社長が
数百人もいます、笑
 
これも本当にご縁ですので
つながる時は
否が応でもつながるものです
 
それではまた、
次回以降、経営における要諦のつづきを
お話ししていこうと思います。

 

よろしくお付き合いくださいませ☆
 
長文・乱文を最後まで読んでくださり
いつもありがとうございます♪

  

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