自ら率先して働く『社員参加型経営』はこうやって実現する!
皆さま こんにちは!
経営総合プロデューサー/中小企業診断士の
西本文雄です。
いつも株式会社 事成すのサイトを
閲覧いただきありがとうございます。
このタイトル
『自ら率先して働く社員参加型経営』
正直言ってこれ、理想です
これが達成されれば
本当に経営者としても
少し肩の荷が降ります
でも、この体制を
構築するには骨が折れる。。。
と思っていませんか?
いえいえ、やり方は
結構シンプルなのです
でも実現していない
中小企業は結構多い
それはなぜか。。。
社員参加型経営を
本気で実現しようと
考えていないからです
え?どういうことかって?
それを説明していきましょう
今回はそんなお話です
どうぞお付き合いくださいませ
社員参加型経営とはどういう経営?
社員参加型経営とは。。。
文字通り社員が参加して
経営を進める仕組みを指します
これまで経営者が
会社のトップとして
独断独走するのが普通
その日本独特なリーダーシップ
つまり『こうでなければならない』と
社長の優等生的なモデルを
全員が全員目指そうとして
そして心が折れてあきらめる
我々はこういった社長を
たくさん出会ってきました
皆さま、本当に真面目ですよね
その気持ち
わかります、本当に
でも、実際には。。。
そういうことではないんです
社員参加型経営が実現できない3つの理由?
実は多くの経営者が
一度は社員参加型経営を目指し
達成できておりません
それは。。。。
実現できない3つの理由が
存在しているからなんです
社員参加型経営が実現できない理由1
1つ目の理由は
従業員が社長を
信用していないこと
つまり。。。
従業員の壁があることです
社長自身が
覚えていないことも含めて
これまでおそらく
さまざまな取り組みを
会社で実施した経緯が
あったかと思います
その度にお客さまにとって良かれ
従業員にとって良かれ
そしてこの会社のために良かれ
と思って行ってきたことでしょう
しかしそれが終焉を迎えないまま
いや、結果を知らせてないまま
終わらせていないでしょうか?
社長は意識していない
ことが多いのですが。。。
実は従業員にとっては
中途半端にしたまま
思いつきで会社を変えようとしたと
見えています。
取り組んだ結果を
知らないからです
良かったのか、悪かったのか
やめたのかどうかさえ
従業員が知らないことが多い
なので従業員からすると
『また始まった』と
信じてもらえないのです
社員参加型経営が実現できない理由2
2つ目の理由は
社長そのものが従業員を
信用していないことです
つまり。。。社長の心の壁です
『うちの社員はレベルが低い』
『いくら言っても聞かない』
『優秀な社員がうちにはこない』
これは完全な思い込みです
人間の可能性は無限です
いえ、キレイごとではないですよ
最初こんなに不器用だったヒトが
まったく言葉を出さなかったヒトが
どう見てもお荷物だと思ってたヒトが
数ヶ月単位で豹変する現場を
我々は現実に見ています
それは先入観
つまり社長の心に問題があるのです
社員参加型経営が実現できない理由3
3つ目の理由は
考え方を擦り合わせる機会を
つくっていないことです
社員参加型経営は
従業員が自ら現状を判断し
自らが改善を繰り返す
自己成長システムを組み込みます
しかしそれは最初から期待して
勝手に才能が覚醒するような
アニメかオカルト物語ではありません
それには必ず自己成長システムを
必ず導入する機能を装備する必要があります
それが設置されないことが
3つ目の理由です
社員参加型経営を実現するメリットとデメリット
世の中というのは必ず
良いことと悪いこと
表裏はセットでついてきます。
では社員参加型経営を実現すると
どんなメリットやデメリットが
生まれるのでしょうか?
それを見ていきましょう
社員参加型経営を実現するメリット
◯ 従業員が自らが経営を動かす意識を持つ
→ムダ排除、安全衛生、労働生産性など
◯ 従業員の意識の数だけ選択肢が増える
◯ 従業員の納得感が高く成果が出やすい
◯ 社長は本来の経営者の仕事に集中できる
◯ 社長業務の質の向上 など
社員参加型経営を実現するデメリット
◯ 決起集会や説明会などの手間
◯ 人材育成への時間と資金の投資
◯ 考え方に合わない幹部社員の退社
◯ 成果が出るまで一定の期間が必要
◯ 実現するまであきらめない覚悟
ようするにメリットを得るまで
労力と時間をかける。。。つまり
根気よく取り組むことが必要
社員参加型経営のつくり方
さて、これまでの情報を抑えれば
もう組み立てられるのでは
ないでしょうか?
そうなんです
実は意外とシンプルなのです!
まず社員参加型経営を目指すことを宣言する
これがなければ始まりません
従業員自身が求められていることを
しっかり捉えていなければ
応えることもないからです
そしてこの行動は
社長の覚悟も必要となります
次に目指すべきビジョン=ゴールを設定する
他でも記載しましたが
やはりどこに向かうのか?
が決まらなければ
全員のチカラを結集することは
できないからです
経営理念浸透を同時に行う
ゴールさえ決めれば
あとはどんなことをしても
良いってことになりません
やはりこの会社の中でのルール
『経営理念』をしっかり確認し
遵守しながら進んでいく土壌を
ゆっくりつくっていくことが
求められます
学習し話し合う機会を設定する
社員参加型経営とは何か?
それはどのようにつくるのか?
経営理念をどう理解すればいいのか?
これらについて理解したり
考えたり、進捗を報告したり
必ず集まって議論を重ねる機会が
必要となります。
それには当然、時間もかかりますし
予算も必要となります
さて、いかがだったでしょうか?
社員参加型経営の構築には
少し時間と労力が必要ですが
実現すれば相当パワフルで
そんじょそこらの企業には
負けなくなります
そりゃそうです
経営者のような存在を
量産する仕組みなのですから
ぜひ根気よく
戦略的に取り組んで
くださいませ
それでは今回はここまで
いつも長文・乱文を最後まで読んでくださりありがとうございます♪
次回もよければどうぞお付き合いくださいませ☆
すべては頑張る経営者のために すべては皆さまの笑顔と元気のために